2015.07.04 (土)

激増するネットトラブルの解決支援に、新たな専門家の養成

※お時間のない方はこちらをご参照ください。

【背景】

急速に変化するインターネットの社会で、ネットやスマホによるトラブルを耳にする機会が日に日に増えています。ネットが非日常ではなく、日常生活の一部になっている昨今において、コミュニケーションのトラブルから、犯罪に巻き込まれるケースやネット依存など日常生活に支障をきたすケースも少なくはありません。

この情報社会において、ネットに対して高い関心と知識を持つ人材の育成は急務であります。

そこで、メンタルヘルスの専門家によるオンラインカウンセラーの養成に１０年以上取り組んでいる特定非営利活動法人日本オンラインカウンセリング協会（以下「JOCA」）では、現代におけるネットリテラシーやネットトラブルの解決のスペシャリストを育成のために「ネットトラブルアドバイザー検定」をこの度開始いたします。

JOCAではこれまでに、ネットでのトラブルなどについて意見を出し合う会「JOCAFE（ジョカフェ）」やネットにまつわる情報の配信ブログ「JOCA Blog（ジョカブロ）」などで発信をし続けて参りました。そこ蓄積された情報やノウハウを一つの講座として今回開催をいたします。

検定を取得したアドバイザーが広がることで、ネットリテラシーが向上しトラブル防止策がとれるようになることやトラブルとなってしまった場合の早期の解決が可能となることを目指しています。
また、本講座は遠隔の方でもご参加ができるようにスカイプの用意もしております。

※スカイプの設定や機器のご準備は各自でお願いいたします。

【カリキュラム】
具体的には、次のようなコンテンツを学びます。
□ネットにまつわる現状とこれまでの変遷
□最近のネットココミュニケーション事情
□子どもとネット
□大人とネット
□ネット依存
□トラブル事例とその背景にある心理的要因の考察
□ネットトラブル事例への対応策
□デジタルデトックス

【検定について】
講座の終了後に１０問程度の問題を課題としてお渡します。

指定された期限内に解答をして提出してください。

合否に関わらず提出された方へフィードバックをお返ししております。

合格基準に達した場合は、ネットトラブルアドバイザー認定試験の合格証を授与いたします。

合格基準に達しなかった場合でも、そのフィードバックをもとに再度提出をしていただき、再提出の結果が合格基準に達していれば合格となります（こちらまでは無料です）

再度提出していただいたものについてはフィードバック等は実施せず、結果のみのお伝えとなります。

そこからの再試験については、希望があれば、ＳＶのような形で課題の問題１つに対して2,000円でフィードバックなども含めて解説などを行います。

その結果、10問すべてに対して合格基準に達した場合も合格といたします。
合格後の仕事のご紹介などは実施しておりませんが、ネットは今やインフラです。

それぞれが生活されている中で、周囲の方々に是非ネットリテラシーを伝えていってほしいと考えています。