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活動趣旨

活動の目的

日本オンラインカウンセリング協会(Japan Online Counseling Association)は、メンタルヘルスをはじめとする個人のかかえる問題をサポートするカウンセラー・専門家、およびカウンセリングに興味を持ち研究活動をする研究者・学生等に対し、IT技術を有効活用したカウンセリングの理解を深める促進、研究活動を行い、次世代に必要なカウンセリングに関わる技術の開発、カウンセラーの育成を通じて、国民の福祉の向上、ひいては社会の発展に寄与することを目的としています。

設立趣意書

現在の日本は、若年層の犯罪や自殺者の増加などにみられるように、まさにストレス社会といえる状況となっており、個人の悩みの解決する場やこころの健康が今までに無いほど必要とされています。そのような中で、インターネットや電子メールといった相互交流ができる便利なIT技術は急速に広まってきていますが、個人レベルでの豊かさを提供し、様々な悩み・不安をサポートするサービスが不足し、またそのようなサービスが必要な人に適切に認知されていないのが現状です。

そのような問題を早期に解決するために、誰でも気軽に訪れることができ、さまざまな問題・悩みにあった適切なケア、サポートができるような社会基盤を構築することこそが、現在、将来の社会に求められていることであります。

私たちは、IT技術を有効利用したオンラインカウンセリングという概念を、メンタルヘルス、医療、福祉、介護等の分野におけるカウンセリングの手段として、公共性のある目的にいかに活用していくべきかを協議し、さらに利用者のプライバシー、安全を確保するための倫理規定を策定、実践することにより、オンラインカウンセリングの適正な利用を普及し、ひいては国民の医療、福祉の向上に貢献することを目的として、ここに日本オンラインカウンセリング協会(Japan Online Counseling Association)を設立するものであります。